うまく自分をアピールできるか
きちんと質問に答えられるか
と不安になっている人も多いのではないでしょうか。
こういった不安からくる緊張は、何聞かれても答えられる状態にしておくと緊張もかなり減ります。
面接時の受け答えから、身だしなみまで解説していきますので、この記事を見ればバイト面接のイメージを掴めます。
バイト面接の基礎知識
- 面接は第一印象が肝心
- 面接の流れ
- 意識すると印象アップ
面接は第一印象が肝心!
面接の合否は最初の15秒で決まると言われるほど第一印象が肝心です。
人は最初の印象が良ければ後も良いところを見つけようとしますが、最初でダメだと思われるとその後もダメなところを探そうとしてしまうので、その後挽回するのは非常に難しくなります。
面接場所に到着したらお店の裏などに案内されます。
面接で見られるポイントは以下の通りです。
15秒の中で得られる情報は言語情報7%
聴覚情報(話し方、声のトーンなど) 38%
視覚情報(表情や立ち振る舞い、見た目など)が55%
メラビアンの法則という研究結果が出ている通り、話す内容よりも姿勢、表情がとても重要になってきます。
最低限の明るさや愛嬌で一緒に仕事したいと思ってもらえるかが鍵となるので、職場の雰囲気とマッチしたキャラでアピールすることも大切です。
例えば居酒屋なら元気よくなど、受ける職場の雰囲気を理解してそこに受かりそうな人格になり切れると好印象です。
やる気の高さ
自社に合う人なのか
長く働いてくれるか
ということを見ています。
面接の流れ
5分~10分前に着いておきましょう。
「座ってください」と言われるまで座らないほうが良いです。
履歴書不要な場合、店で用意されたエントリーシートを書かされることが多いです。
即採用でない場合は後日連絡されます。
採用の場合のみの連絡が多いです。
採用後は初出勤日に印鑑、通帳、住民票写しを持ってくるように言われます。
これができると印象アップ!
① 普段より明るくいく
声もワントーンアップあうることを意識しましょう。
② 最初に挨拶をする
最初面接に入るときに、「○○と申します。本日はよろしくお願いいたします。」といえる人は少ないです。
簡単にできるので差をつけましょう。
③ 履歴書の空欄は埋める
字は丁寧に書きましょう。
④ 条件の良さは積極的にアピール
ロングで入れるかどうか1日3時間しか働けませんという人よりも1日8時間働けますという人のほうがやる気を感じるので面接している最中に言葉のキャッチボールができているかどうか
⑤ 目を見て話す
すぐ目を逸らしてしまったり、ずっと下向きながら話していると相手に印象はよくうつりません。
面接時の服装はどんなものを着れば良いの?
- 男性は、襟付きのシャツ・コットンのパンツ・革靴がベター
- 女性は、ブラウスやシャツ・コットンのパンツやスカートがベター
アルバイトの面接は大半のところが私服でOK
学生は制服でも大丈夫です。
就活の面接のように堅苦しいものではなく、お話するだけといった面接が多いので、気楽な気持ちで挑んで大丈夫です。
男性は、襟付きのシャツ・コットンのパンツ・革靴がベター!
無地、または淡い柄のものを選びましょう。
ただし、営業職の場合はスーツを着ましょう。
だぼっとした服装はだらしない印象を与える可能性があるため、避けたほうが無難です。
デニムは極力避けたいアイテムですが、選ぶならきれいなスタイルのものを着用しましょう。
足元は、販売・飲食など私服OKのア ルバイト先を受ける場合、きれい目のスニーカーであれば 大丈夫な場合もあります。
革靴はきれいに 磨いておきましょう。
ヘアとアクセサリー 帽子やピアスなどのアクセサリーは派手な印象を与えてし まうかもしれません。
女性は、ブラウスやシャツ・コットンのパンツやスカートがベター!
無地、または淡い柄のブラウスやシャツ、季節にあわせて きれい目のニットなどを着ましょう。
肩出しなどの露出のある服装は、アパレルなどのトレンドを意識した職場でなければ避けたほうが良いでしょう。
スカートの場合は膝が隠れるくらいの丈を目安に、短すぎるスカートやショートパンツは避けましょう。
髪が肩に付く長さの場合は後ろで1つにまとめるとスッキリした印象になります。
基本的に肩より長い場合は結ぶとされているので、結んでいたほうがバイトで働いた際のことをイメージをしてもらいやすいでしょう。
ヘアとアクセサリー染色や、長髪がNGの職場もあるので、事前に確認しましょう。
面接でよく聞かれる質問(動画あり)
どのバイトでも共通して、必ずと言って良いほど聞かれる質問は以下の通りです。
- 志望動機
- アルバイト経験
- 前のバイトを辞めた経緯
- 働ける時間(土日入れるか)
- 交通手段
これに加えて、来店したことはあるか、長所と短所、どれくらい稼ぎたいか、休日は何して過ごしているか、お店の商品に関する質問だったりがされます。
学生の場合は部活や学校の質問もされます。
志望動機
履歴書に書いてあることをそのまま言って大丈夫です。
アルバイト飲食店で5年働いてきたから接客はとても得意です。
というのがあるとこの人○○やってきたから○○できるんだというので実際にわかりやすいです。
志望動機の例
お店を利用したことがある場合
以前からこちらの店舗を頻繁に利用させていただいおり、とても接客が良かったので、ぜひ私も一緒に働かせていただきたいと思い志望いたしました。 飲食店で1年間ホールのアルバイトをしていたので、接客には自信があります。お客様に快適な時間を過ごしていただけるよう、精一杯頑張ります。
私は(店の名前)の居心地の良さが好きで、いつかは自分もアルバイトとして働きたいと考えておりました。この度こちらの店舗の求人を見つけ、ぜひ一緒に働かせていただきたいと思い応募いたしました。 自宅からも近いので、シフトには週4日以上入れます。たくさんシフトに入って、一日でも早く仕事を覚えられるよう努めていきます。
ネガティブな印象を持たれる答えでも言い換えるだけでポジティブに捉えられます。
自宅から近い→シフトに柔軟に対応できると言い換えられます。
幅広い時間帯で働ける漫画喫茶の仕事に以前から興味があり、志望させていただきました。こちらの店舗は自宅からも近く、突然のシフト変更などにも柔軟に対応させていただきたいと思っております。
例で出したような志望動機を言えるともちろん良いですが、人手不足な店舗だったりすると志望動機はそこまで重要視されていないようです。
アルバイト経験
なければないで構いません。
短期バイトでも経験がある場合は言いましょう。
今回面接するバイト先と同じ系統だった場合は優遇されることも多いので、積極的にアピールしましょう。
前のバイトを辞めた経緯
人間関係が理由で辞めたなどの自分都合の理由は好ましくありません。
人間関係が躓いたりしたら辞めるんだろうなという風にマイナスに思われてしまいます。
コロナでシフト減らされてしまったなど、会社都合のことを書けばやむを得ず感があれば大丈夫です。
働ける時間(土日入れるか)
ほとんどのお店は土日が忙しくなるので、土日祝も出れるなら出れると言った方がプラスになります。
忙しい時に入れる人が採用されやすくなります。
お店が求めている時間とマッチすると採用に近づきます。
どれくらい出勤できるかに多少盛っても良いので、頑張ったら出られるかなという数字を伝えることを心がけましょう。
交通手段
交通費は会社の経費なので、徒歩圏内や家が近くだとポイントが高いです。
さらに居酒屋やカラオケ店は終電後もやっているので、家が近くで終電後も残れたりするということも強みとしてアピールしましょう。
一番忙しいのは終電の前と後で、朝の4~5時となると片付けで飲食店としては働いている人を減らしたいので、そういう時に「自転車で来てるので」「バイクで来てるので」「歩いて帰れるので」という人だと早めにあがれるのでメリットです。
中々そういった人はいないので、どんなに他が良くなくても採用には近づきます。
最後の質問
これらの質問が終わると、最後に「質問はありませんか?」と聞かれます。
最後は最も印象に残りやすい部分です。
意欲的に働きたいという気持ちをアピールするためにも、質問があるならした方が良いです。
よくある質問としては、何人で働くかという質問や職場の雰囲気などです。
質問がない場合に無理に聞く必要はありませんが、「丁寧に質問してくださったので現在質問はございません。」などと一言言えると印象アップします。
その場採用の場合はこのタイミングで採用を伝えられ、そうでない場合は後日採用の場合は連絡するように伝えられます。
面接で気を付けておきたいポイント
- シフトが週1~2
- スマホで確認する
シフトが週1~2
まず最初に聞かれるのが勤務日数です。
多少盛っても最低でも週3〜4にしましょう。
入れないかもしれないという場合は、場合によっては週2になることもありますと伝えれば問題ないです。
入る曜日が曖昧にならないようにしましょう。
スマホで確認する
交通手段について聞かれます。
電車などと答えた場合、バイト先までかかる交通費はいくらかと聞かれますので、予め調べておきましょう。
わからないからと言ってスマホで確認するのは印象も悪くなりNGです。
これらの内容を踏まえて面接シミュレーションをしたい人は以下の動画でやってみるとイメージしやすいです。
まとめ:面接官が採用するメリットを考えて面接に挑むと上手くいきます!
面接の不安は名に聞かれても答えられる状態になるまで練習することで和らぎます。
面接官が見ているポイントは以下の3点
やる気の高さ
自社に合う人なのか
長く働いてくれるか
清潔感のある服装で相手に与える印象を良くしましょう。
話す内容よりも、身だしなみや姿勢など第一印象がとても大事です。
シフトはたくさん入り、この店で働きたいという意欲をアピールしましょう。
短所はできるだけ長所に
初めの挨拶や面接後のお礼など、些細な気遣いができると完璧です。
面接頑張ってください!
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